お悩みごと
病気で収入が減り、住宅ローンを支払えません。自宅は残したいのですが、何か方法はありますか？
回答
そのようなご事情でもご自宅を残す方法はあります。ただし、早急に手続きを行わなければ、住宅ローンの滞納が原因で自宅は差し押さえられ競売になってしまいます。つまり、残したくても残せなくなってしまいます。自宅を残すためにどの手続きを選択できるか、なるべく早く検討する必要があります。
このような解決策があります
住宅ローンの残りの総返済額を減額することで、今後キチント返済していける計画を立てられるなら、「個人再生手続き」を検討してください。個人再生手続きは、裁判所の決定により強制的に借金が減額されるというものです。家を手放したくないという場合には、「住宅資金特別条項を定める個人再生手続き」を利用します。ご自宅を残しながらも、借金を減額できます。
ただし、この制度を利用するには、
- 借金の総額が5,000万円以下（住宅ローンを除く）であること
- 継続的な収入があること
- 減額された総返済額を3年～5年で完済すること
という条件があります。
当事務所ではこのようなお手伝いをしています
個人再生手続きが可能かどうかの診断をさせていただきます。その可能性がないと判明した場合には、ご自宅の名義は手放すことになっても住み続けられることを重視されるのか？、ご自宅を売却して引っ越すのも仕方ないと決断されるのか？、ご相談者さまの家族状況やご意向に応じて、対応をご提案いたします。
ご自分で決めつけられるようなことはなさらず、まずは当事務所にご相談ください。